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時計メーカーのコルムのとは?

コルムは1956年設立の、スイスでは比較的若い時計メーカーです。伝統のスイス時計でありながら、そのデザインは常に革新的です。創業まもなく作られた、筒状のケースにムーブメントをおさめた「ゴールデンチューブ」、1964年発表の本物の金貨をスライスし、その中にムーブメントを仕込んである「コインウォッチ」などを見れば、コルムの斬新さが良くわかります。その他にも、純金のインゴットを文字盤に使用した「インゴット・ウォッチ」、一列に配置したムーブメントを4枚のクリスタルグラスでできたケースに収めた「ゴールデンブリッジ」、文字盤に隕石を使用した「メテオライト」など、さまざまな個性豊かな時計を世に送り出しています。コルムの時計に刻まれる鍵のマークは「完全な時への鍵」をイメージしたものです。スイス時計の伝統を受け継ぐ職人たちによる手作業で、年産1万個の少数生産をしています。

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コルム時計人気モデルのバブル

2000年にグッチの時計部門に携わってきたサヴァリン・ワンダーマンがCEOに就任。同年に発表された「バブル」は、今までのコルム以上に斬新なフォルムから、新たな幕開けを告げるものとなりました。「バブル」はシリーズ化され、毎年新たなモデルが発表されています。人気の理由は10mm以上の厚さをもつドーム型のサファイアクリスタルを使用した独特のデザインと、バリエーション豊富で遊び心満載のダイヤル。ひとつのモデルの生産量が少なく、一度チャンスを逃してしまうと入手困難になることも、熱狂的なファンが多い理由でしょう。例えば、2003年の限定モデル「カジノロワイヤル」はルーレットをイメージした文字盤に、秒針がルーレットのボールに見立ててあります。専用ボックスもカジノをイメージで凝った豪華なつくりで時計を引き立て、コレクターをより楽しい気分にしてしまいます。

コルムを代表するアドミラルズカップ

コルムを代表するモデルのもうひとつは「アドミラルズカップ」ではないでしょうか? このシリーズは国際海洋信号のペナントが描かれた文字盤が特徴的で、世界4大ヨットレースのひとつ「アドミラルズカップ」に捧げるために作られたモデルと言われています。革新的なデザインや発想のメーカーだと思われがちだったコルムが、確固たる技術力を誇示したのが「アドミラルズカップ マレ」という作品でした。「マレ」は潮の干満や潮流だけでなく、月の位相までわかるという、おそろしく複雑なギミックを持った時計だったのです。また、コルムのレディースものには、宝石をあしらった、時計というよりジュエリーのような「シュガーキューブ」などのラインもあります。繊細で最高にキュートな「シュガーキューブ」、遊び心にあふれた「バブル」、スイス時計の技術力を誇示する「アドミラルズカップ」…この3つのあまりにも違う時計が、同じメーカーから発売されていることは、とても意外な感じがします。この多面性もコルムがファンを魅了してやまない、ゆえんなのかもしれません。

コルム時計