避難器具の設置
火災が発生したときに外部に避難するための器具が避難器具です。避難器具には、避難はしご、緩降機、滑り台・滑り棒、避難橋・避難用タラップ、救助袋などがあります。避難はしごは避難器具としては基本的なものです。使用方法により、固定はしご、立てかけはしご、つり下げはしごに区分されます。建物の4階以上に設置する場合には、バルコニーに金属製の固定はしごを設置することが設置基準で定められています。降下口が真下の階の降下口と同じ位置にならないよう、千鳥配置にしなければなりません。緩降機は降下速度が一定の範囲に調整されていて、使用者が他人の力を借りずに自分の体重によって降下できる器具を指します。滑り台はその名の通り、建物に固定された滑り台を設けるもので、最近は幼稚園などでよく設置されています。安全性が高いので2階から10階までの各階間の利用が認められています。病院などでも使用でき、短期間で多くの人が避難できるのも利点です。