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脳梗塞の原因

脳梗塞とは、脳の血管が詰まることや、閉塞してしまうことが原因で起こる病気です。脳の血管が詰まって血液の流れが止まってしまうと、酸欠状態になった脳細胞は壊死してしまいます。脳梗塞は血の塊である血栓の詰まり方により、「ラクナ梗塞」「アテローム血栓性脳梗塞」「心原性塞栓症」の3種類に分類されます。ラクナ梗塞は、脳内の細い血管が詰まることで起きる症状で、脳梗塞の中ではいちばん症状が軽いものです。場合によっては無症状のこともあります。しかし、多発性脳梗塞はラクナ梗塞の多発がもとでなることがほとんどで、脳血管性パーキンソン症候群の原因になることがあります。アテローム血栓性脳梗塞は、脳の太い血管が詰まることで起きる症状で、血管がアテロームと呼ばれる動脈硬化で狭くなり、そこに血栓ができることで詰まります。動脈硬化の原因には、生活習慣病である糖尿病や高血圧、高脂血症などが挙げられます。心原性塞栓症はアテローム血栓症脳梗塞と同じく、脳の太い血管が詰まることで起きる症状ですが、心臓でできた血栓が血液によって運ばれて血管を詰まらせます。心臓で血栓ができてしまう原因はいくつかありますが、最も多い原因は不整脈です。

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脳梗塞の入院中のリハビリ

脳梗塞になると、片方の顔面や腕・足など、体の半身に麻痺が起こったり、ろれつがまわらないというような言語障害が起こり、これが後遺症として残ります。この後遺症を改善するためには、リハビリテーションが重要になってきます。脳梗塞のリハビリは、できるだけ早く始めることが大切だと考えられています。そこで入院中から理学療法士や作業療法士と呼ばれる、専門家の指導のもとでリハビリが始まります。入院中に行われるリハビリの方法を、いくつか見てみましょう。手足は動かさないでいると、関節がかたくなったり、むくみがでてきてしまいます。それを防ぐために良い姿勢で寝かせることを「良肢位保持」と言い、リハビリの第一歩です。「体位の交換」もリハビリのひとつです。自身で寝返りがうてない場合は、床ずれを防ぐために、一定時間ごとに姿勢を変えてもらいます。理学療法士や作業療法士などの専門家が、患者の手足を動かしたりする訓練を「手足の関節可動域訓練」と言います。このリハビリも関節がかたくなるのを防ぎます。

脳梗塞のリハビリ:加圧トレーニング

神奈川県川崎市の小田切病院では、加圧トレーニングを利用した、今までにないリハビリを行っています。加圧トレーニングとは、加圧ベルトで関節に圧力をかけて行う運動です。加圧ベルトで圧力をかけられることで、血液の流れが制限されて低酸素状態になった筋肉には、乳酸などの疲労物質がたまります。すると、脳にある脳下垂体が成長ホルモンを分泌し、筋肉を形成するステロイドホルモンの分泌を活性化させることにつながります。この一連の流れが、血流改善、神経機能の活性化、筋力の短時間での回復をもたらします。小田切病院では5年間に1万人の患者さんがリハビリを行ってきた実績があり、長い間後遺症に悩まされてきた人が、この加圧リハビリで劇的な効果を得られた例もあるそうです。

脳梗塞のリハビリ