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看護師の免許制度

看護師として働いておられる方は全国で約122万人と言われていますが、看護師には2つの免許制度がある事をご存知ですか?都道府県知事が認定した者に与える「准看護師免許」と厚生労働大臣が認定したものに与える「看護師免許」の二種類です。看護師の方は実際に私たちが実際に入院した際など日々の検査や色々な処置をして下さいますが、この人は准看護師免許保持者、あの人は看護師免許保持者なんて事は分らないですよね。実際に准看護師と看護師の実務上の差は殆ど無いのが実情のようで、その違いがあるとすれば主任や師長などの管理職に就くことが出来るかどうかの違いのようです。又、待遇面を見てみますとやはり、国家資格である看護師免許保持者の方がお給料の面でも少し有利のようです。医療現場の実情からは「同じ業務をこなしているのに待遇に差があるのはおかしいのではないか?」との意見が各地で上げられており、「准看護師制度は不要なのでは?」と看護師免許1本への統合を進める動きも実際にあるのです。

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看護師免許と准看護師免許

では、看護師免許保持者と准看護師免許保持者には能力に差が無いのか?との疑問が湧いてきますが、一般に看護師免許を取得する為に学校に行く期間は3年間。対して准看護師の場合は2年間とされており免許を取得した直後の知識レベルは圧倒的に看護師免許保持者のほうがより豊富な知識を持ち合わせている事は現場の方も認めています。但しこれはあくまで試験に合格するまでの話であって、そこから先の実務に就いた上でどこまで能力を伸ばすかどうか、は各人の日々の職務に対する取組で随分と変わってきます。特に人間を相手にするナース(nurse)という仕事柄、常に患者さんの気持になってケアするという姿勢は単純に知識を持っている事では補えない物があります。例え准看護師の資格しかなくても患者さんに対する気持はその後の職業人としての生き方を大きく左右する事となるでしょう。

看護師免許の一本化

看護師免許の一本化については、病院経営の都合で安い労働力を確保する手段にもなっている事から直ちに制度が変わったりする事は無いと思われます。しかしながら、准看護師の制度は戦後の看護師不足に急遽対応する為に作った制度であり、戦後63年を経過し現在の看護師不足は当事のものとは全く違う要因で引き起こされています。看護師免許保持者の地位と労働環境の改善への取組が業界全体のレベルで大きく変わらなければ今後も看護師不測は続いて行くでしょう。現在のように医療も一つの商売としての見方であればその解決も叶わないかも知れません。これまで看護師免許保持者の殆どが女性であったという歴史的事実も制度が硬直化してしまった原因かも知れません、女性は出産や結婚を期に退職を余儀なくされるケースが多く免許を取得しながらも現在はその職務に就いていないケースも非常に多いのです。その地位向上の為には、病院内に看護師が子供を預けることが出来る託児所を作ったりするなど看護師免許保持者自身が自分達の置かれている立場を正しく患者さんや広く社会の人にPRして行くことも大切なことであると思います。

看護師免許